カイドウは絶対悪だったのか?|野望のルーツは反骨精神と自由
野望のルーツは反骨精神と自由
カイドウはウォッカ王国の少年兵でありながら最強の兵士としてウォッカ王国に富をもたらしていたようですが、世界会議出席の権利と引き換えにカイドウを海兵として引き渡せという世界政府からの申し出に国王が応じた事がカイドウの心に大きな影響を与えたようです。
訳のわからない理由と力によって自分の人生を勝手に決められてしまう事に強烈な嫌悪感を持ったのだと思いますが、カイドウは生まれながらに反骨精神が強い性格だったんじゃないかと思いますね…
まだ少年だったカイドウにも国や世界政府に逆らえはどんな事になるのかはわかっていたはずで、自分は強いという自覚はあっても生半可な根性では逆らえなかったと思います。
自分の人生を勝手に決めようとする世界に対する強烈な反骨精神は、それだけ自由を求めていたという事になりますが、それからしてもカイドウの野望のルーツは『自由でありたい』という意志だと思えます。
誰からも束縛も支配もされたくないと思えば、やはり世界一強い存在で無ければならないはずてすよね…
そのシンプルなカイドウの意志が自然に野望を作り上げていったのでしょうが、カイドウはそこに善悪の概念を組み合わせる事は無かったように思います。
カイドウは一度も自分のやっている事を正当化したりしていないんですよね…