ワンピース牛鬼丸と黒刀についての考察|黒刀に『成る』事
黒刀に『成る』
かなり昔、世界最強の剣士ミホークは
『全ての刀剣は黒刀になり得る』
と発言していました。
事実、武装色の覇気を纏わせれば、刀は黒色に変化しますな。
しかしそれは使用者が覇気を纏わせる事で黒く成るのであって、秋水はブルックの影が入ったリューマのゾンビの手にある時、ゾロの手に渡った時からすでに黒刀でありました。
しかし、牛鬼丸の発言からは秋水は黒刀に『成った』とあります…
これは甲塚の妄想なんですが…
ONE PIECE世界の刀剣は、業物、良業物、大業物、最上大業物とランク分けされています。
しかし、現在姿形が判明しているもので『黒刀』とされているのがミホークの『夜』とゾロが持つ『秋水』の二振りのみ…
また、黒刀はそう作られたものではなく、『成る』物であるという事は…
現在世界最強の剣士ミホークの『夜』も元々黒刀ではなく成ったものであり、数百年前を生きた剣豪リューマはミホークに相当する技量の持ち主だった…?
しかし、両者ともに初めて剣を握ったその瞬間から最強だったわけではない。
勝利や敗北を重ねて力をつけてきたはずです。
その過程により、刀は実戦の中で相手の血と生命を吸い、鍛えられ続けてきた。
また、使う者の覇気に常に当てられ続けてきた。
その結果、刀自身が魂を持つ…
メリー号のクラバウターマンのように…
そのクラバウターマン自身が放つ覇気が、常に刀身を纏っている故に『黒刀』であるのかも知れない…
また、そのクラバウターマンの覇気は、相棒であり主である者と変わりない強さを持つでしょう。
ワノ国においてリューマと秋水は『一心同体』として認識されており、揃って英雄であり国宝とされているのでしょう…
まさに秋水はリューマの化身であると言えるでしょう。
牛鬼丸は、ゾロがそんな『黒刀』を自分の努力で成そうとはせずに盗んで使おうとしていると勘違いし、そんな根性が許せないとして、殺気満々になっているのでしょうね。
非常にうなづけます(笑)