世界政府が消し去った王国と思想|『平等』は不都合
『平等』は不都合
ONE PIECE世界にあるほぼ全ての国には王がいて民衆を統治していますが、善良な王の方が少なく、多くの民衆は統治されているというよりは支配されていますよね…
そんな王達からすれば、『平等』という概念は非常に不都合ですよね…
王侯貴族が何故偉いのか?権力を持っているのかと尋ねられたなら、それはそういう血統に生まれたからとしか言いようがない…
ほとんどの王侯貴族はそれ以外の答えを持っていないでしょう。
また、民衆も権力には逆らえずそれに従うしかない…
平等という概念は非常にシンプルで我々からすれば当たり前だと思える概念ですが、ワンピース世界はその概念が弱いというか薄いような気がします。
現実世界では国の全てを思うままにできる王なんてほぼいないでしょうが、ワンピース世界ではまかり通っていて、それに疑問を感じている人間も少ないように思えますしね…
高貴な血を持つというだけで当たり前に権力を持っている王侯貴族たちからすれば『平等』というものはあり得ないわけで、その概念は理解できないし受け入れられない、また、そんな概念が広まってしまっては非常に都合が悪いですよね…
また、20の王国は全て人間が支配する国なんじゃないかと思いますが、人間と他の種族が対等ではないという考えを持つ王達がほとんどみたいですから、そう考えると、20の王国が徒党を組み、不都合な『ある王国』と『思想』を滅ぼし消し去った理由としては成立するように思いますね…
最後までお読み頂き、誠に有難うございました!
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