くまの人格復活の糸口は光圧グローブ？｜いるかかいないかという概念
いるかかいないかという概念
いるかいないかという事すら古い概念だというのは非常に面白いと思いますね！
それは有るか無いかというのと同じだと思いますが…
まず、人間には『愛』という概念がありますが、それは誰もが『有る』と思っていると思います。
形はなく目には見えないものですが、誰もが『有る』と感じていて、我々人間はそれが非常に大切なものだと思っていて、誰も明確にあると実証できないけど、有るものとして世界は回っています。
それは人間の魂とか精神とか心とかの抽象的概念も同じであり、魂や心が実際に人間のどこに有るのかという明確な答えは無いものの、誰もが『有る』と感じています。
その魂やら心に、遺伝情報の影響やら、それまで生きてきた経験が乗っかったものが個人個人の人格であると思うのですが、人格というものがどういう存在であるのかを明確に説明する事はできないでしょう…
しかし、自分は自分ですし他人は他人で人格というものは確かにある…
『くま』は、脳改造をされた為に自分が誰もかもわからないような人格を失った状態になっていますが、人格が消えたとは誰も実証できないと思います。
やはり脳は人間の意思を司る器官ですから、それが改造されたなら人格は消えたように見えるかも知れない…
甲塚は脳改造されても、人格というものは身体のどこかに残っていると思うんですよね…
でないと、ロギア能力者は頭を吹き飛ばされたりしても、すぐに元に戻るわけですからね…
甲塚は人格は魂と共にあり、魂は脳とは全く別物で、脳改造されても身体の中には残っているんじゃないかと思うのですが、その魂やら人格の意思を表現したり制御しているのが頭脳であると考えたなら、『くま』という人格は一部機械化された事により、制御を奪われているだけなんじゃないかと思えるのですが…
