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ルッチとベガパンク抹殺!天竜人の下僕である理由|ONEPIECE1062話考察

ワンピース考察
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ルッチとベガパンク抹殺!天竜人の下僕である理由|闇の正義の意味

 

闇の正義の意味

ルッチの『正義』とは『世界政府』であり、その体制を守る事にあると見えます。
その価値観はかなり強固であるようですが、非加盟国の人権は認めないという方針を持ち、更に不都合なものはバサバサと切り捨てるやり方に疑問を感じないのかと思いますが、おそらくルッチは厳格な完璧主義者なんでしょう…
弱い者は怠け者であり、不利益を被るのは自己責任であり、そういう者は彼の目指す完璧な世界には不必要…
そんな思想を持っているんじゃないかとおもえるのですが、そうであれば、血統のみで無能ながら権力を持つ天竜人達を神と呼び守るのは色々な意味で皮肉…

また、そんな世界政府の体制を破壊しようとする悪に対して、正義は悪をもってしても悪を討つべきという、毒をもって毒を制するというような考えが『闇の正義』であるようです。

ルッチは自分が行ってきた暗殺や謀略などを『悪』だと理解しているようですが、正義を守る為なら悪も必要だと考えている…

なんだかややこしいですが、平たく言えば正義を守る為には手段を選ぶ必要は無いという考えなんでしょう…

正義を守る為に、その障害となるものを、ことごとく排除していくのは非常に合理的ですが、余程強靭な精神力を持っているか、サイコパス気質を持っていないと、感情を持つ人間がそれを貫き通すのは極めて難しいですが、ルッチは両方とも備えており、更に明晰な頭脳と類稀な戦闘能力を持っている…

甲塚がイム様の立場であるなら、甘さが残る五老星よりは余程頼りになる人材であると感じると思うのですが、ルッチはそういう意味では傑物だと言え、やはりイム様自らがルッチを抜擢したようにしか思えません…

サカズキは天竜人達に推されて元帥候補になったようですが、ルッチも同じなんでしょうね…

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