カイドウとリンリンの存在は忘れられる?|理不尽な暴力は何も残さない
理不尽な暴力は何も残さない
センゴクはロックスの事については、その人格の影響もあり、語り継ぐ者が誰もいなかった為に忘れられていったというような事を言っていましたが、甲塚はカイドウとリンリンも同様ではないかと思います。
二人は暴力により世界を自分のいいように変えようとしていたわけですが、暴力は人の心に忘れたいトラウマを刻む事はあるでしょうが、そんな人は、まずその記憶を忘れたいと思うでしょう…
リンリンの子供達やカイドウに本気で憧れていたような人間は二人の事を忘れずに語り継いだりするかも知れないでしょうが、世界の大多数の人間は、カイドウとリンリンの記憶は忘れたい記憶になってしまうでしょう…
ですから、二人の存在は歴史の彼方に忘れ去られていく事になるでしょう…
暴力は確かに現状を変えうる力ではあるでしょうが、人の心までも完全に変える事はできず、一瞬何かが変わったとしても、それは長続きせず、すぐに忘れさられる…
また、カイドウとリンリンはあれだけの強さを誇りながら、子を残したと言えども何かを成し遂げたわけでもなく、同じように最強と呼ばれながら人々の記憶から消えたロックスもそうだったように、何も残せなかった…
理不尽な暴力は何かを残す事はないという事が彼らの人生から学ぶ教訓なんじゃないかと甲塚は思いました…
ただ、やはり子供を残せた事が二人にとっての救いなんじゃないかと思いますね…
最後までお読み頂き、誠に有難うございました!
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