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カイドウとリンリンの存在は忘れられる?|ONEPIECE1057話考察

ワンピース考察
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カイドウとリンリンの存在は忘れられる?|カイドウの人生について

 

カイドウの人生について

カイドウもリンリンと同じく生まれながらの怪物だったようですが、少年時代には故郷だろうウォッカ王国に対しては愛国心を持っていたようですが、カイドウの強さに目をつけた世界政府がカイドウを戦力として欲しがり、カイドウを差し出すならウォッカ王国の国際的地位の向上を約束してきたわけですが、国王はそれに飛びつきカイドウを差し出そうとした。

それはカイドウの気持ちを裏切る行為でありカイドウの人生は『裏切られる』という事から始まっていると思います。

カイドウは『海賊は裏切るぞ』と断言していましたが、それはおそらく『人間は裏切るぞぞ』でもあり、カイドウは人間はみんな利己主義であり、どんなに仲良くしていても最後には裏切るものだという事に確信を持っていたんじゃないかと思います。

また、生まれながらに権力を持っている王侯貴族を嫌い、極めて強烈な弱肉強食思想を持つに至ったのも、少年時代に裏切られた経験が大きく影響していると思います。

カイドウもまた、生まれながらの強さが不幸に繋がっていると言えますが、誰からも支配されたくないから全てを支配し、自分が自由であろうとしていたような生き方はハンコックにも通じるところはあると思いますが、ハンコックはカタギの人間に手を出すような事はしませんが、二人は己の精神の弱い部分、またトラウマを隠す為に過剰になっている面も共通しているように思います。

カイドウはおそらく、人間的には非常に弱い面があり、それが酒癖の悪さという形で現れていたんじゃないかと思いますが、カイドウも自分の精神の弱さを自分認めていたんじゃないかと思います。

だからこそ、ロジャーや白ひげ、おでん様に憧れを抱いていた…

カイドウが『甘さ』と表現したものは、おそらく『強さ』を意味していていたんじゃないかとも思いますし…

カイドウは臆病であり精神が弱い為、支配される事に怯え、誰かに支配されないように自分を守り続けてきた人生だったんじゃないかと思いますね…

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