ONEPIECE劇場版FILMRED考察|滅びという形の救済をもたらす神?
滅びという形の救済をもたらす神?
ウタのウタウタの能力は『ウタワールド』というバーチャル世界を作り出し、歌を聴いた者達の精神をウタワールドに閉じ込めてしまい、閉じ込められた者達の肉体は眠っているような状態になり、ウタはそれを操る事もでき、また、ウタは現実世界でもウタワールドでも意識があり自由に行動できますが、ウタワールドでは全てを自由にできるようです。
かなり強力な能力だと言えますが、この能力とトットムジカはおそらくセットになっているものだと思われます。
甲塚はトットムジカは古代のウタウタの能力者が能力を覚醒させた事により生み出してしまったものなんじゃないかと思うのですが…
トットムジカに宿る魔王は、まずウタワールドで具現化し、強烈な破壊力を見せつけますが、それが徐々に第二楽章、第三楽章という
進化を経て手がつけられないような力を見せつけ、更に現実世界とウタワールドを繋げて世界を滅ぼす力にまでなってしまうわけですが…
おそらく、古代のウタウタの能力者もウタと同じような形で世界を救おうとしたのかも知れないですが、ウタの思いを拒絶する人々が現れたのと同じように、古代のウタウタの能力者も拒絶され、能力の覚醒と共に、そのやり場のない怒りや悲しみが魔王となり災厄を招いたのではないかと思います。
古代にも、誰かが魔王を再び楽譜に封印したのではないかと思いますが、そうやって考えてみると魔王の正体は古代のウタウタの能力者の怨念そのものであり、『怨霊』と呼ばれるようなものであるのかも知れないと思います。
また、楽譜が処分されずに残っていたのは、やはり人間の手では処分できないようなものだったんじゃないかと思いますね…
もし、トットムジカが古代兵器と同じような存在であるのなら、三大古代兵器のルーツも悪魔の実であるのかも知れませんね…