アラバスタのネフェルタリ王家が天竜人にならなかった理由|歴史は誇り?
歴史は誇り?
アラバスタ王国の歴史は少なくとも4000年くらいあるわけですが、おそらく世界でもそんな長い歴史を持つ国は存在しないんじゃないかと思いますが、一つの血統が4000年も続くような事は考えられないですから、おそらくは何度も王朝が変わり、少なくとも空白の100年以前くらいの時代にはネフェルタリ家が王家としてアラバスタ王国を統治していたのではないかと思います。
コブラ王がネフェルタリ王朝の第12第国王みたいですから、ちょうど空白の100年の少し以前の時代からネフェルタリ王朝は始まっているんじゃないかと思えます。
4000年の歴史を持つアラバスタ王国の歴史は世界の歴史と共にあり、おそらくそれはアラバスタ王国の『誇り』であろうかと思われますから、アラバスタ王国は自国の歴史は人類の歴史でもあるという捉え方をしているのではないかと思いますが、アラバスタ王国が歴史を重んじているなら、やはり歴史に空白の部分を作るというのは受け入れ難いのではないかと思います。
空白の100年は不明なのではなく、人為的に真実の歴史から隠されているだけですから、それは歴史への冒涜になるかと思えるんですよね…
ネフェルタリ王家がマリージョアへの移住を実行していたなら、自分達から連綿と繋いできた歴史を放棄する事になると考え、また、自分達が地上に残る事により、歴史を紡ぐという意志を表したのではないかとも思われます。
しかし、やはり彼らも空白の100年を生む事に加担してはいたわけですから、真実は隠すより他、道は無かったんじゃないかと思いますが、他の19の王家からの圧力もあり、アラバスタ王国とネフェルタリ王家の歴史が途絶えないように従わざるを得ないという状況でもあったかも知れない…
コブラ王はポーネグリフを守る事がネフェルタリ王家の使命だと口にし、ロビンから守ってきたのではなく隠してきたのだと言われて衝撃を受けていましたが、そこから何かに気づいたようでしたが、一体何に気づいたのでしょうか?