アプーの『重低音』の正体｜虁牛？ガンダルヴァ？
虁牛？ガンダルヴァ？
アプーは花ノ国である可能性があり、また能力に相応しく音楽好きみたいですが、花ノ国のモデルは明らかに中国で、オトオトの実にもゴムゴムの実のような隠された正体があるとするならば、中国の神話に登場する音楽の幻獣の実だったりするかも？
中国神話には『虁（き）』とか『虁牛（きぎゅう）』と呼ばれる幻獣が登場します。
その姿は牛ようであるが角はなく、体色は青で、足が一本しかないという奇怪なものであり、水に入ると風雨を伴い、声は雷鳴にもにている…
伝説上の帝王である黄帝は、この虁牛の皮で太鼓を作り、それを雷獣の骨で叩くと、その音は五百里先まで轟き、黄帝は蚩尤という悪神と戦う際にその太鼓を使い、蚩尤が暴れるのを止めたといいます…
身体から音を発するという類の能力を持っており、それには『力』があったようですから、オトオトの実の能力のもとになっているんじゃないかとも感じられますが、そうであるとしたら、『ウシウシの実幻獣種モデル・虁牛』となるかも知れないですね…
また、身体から音が出るというつながりで考えたら、インド神話、また仏教にも取り入れられているガンダルヴァというのも可能性はあるかなぁと思います。
ガンダルヴァは身体から音だけでなく香りも発したりするようですが、こちらは翼を持ち下半身が鳥であるようですから、トリトリの実幻獣種になりそうですね…
楽器を使わずに身体から直接音を出す事ができるという事から、この二つの幻獣が思い当たるのですが、オトオトの実にはそんな隠された正体があったら面白いなぁと思いますね！
しかし、アプーは無事にワノ国から脱出できるのでしょうか？
