モモの助が焔雲を生み出す事の意味|運命共同体
運命共同体
甲塚は、ルフィとモモの助は運命共同体みたいな関係なんじゃないかと思っています。
今までの関係からして、ルフィが一方的に引っ張ってきたか鍛えてきたらみたいな印象がありますが、ルフィもモモの助という存在によって成長しているのではないかと…
ルフィには大好きだと言えるような両親はおらず、まだ『子供』であるモモの助の両親を失ったという悲しみや心細さは理解できないかも知れない…根性無しの弱虫だとルフィならば一括してしまえますが、ルフィはエースを失い、サボが死んだと思った時の感情をそこに重ねたのかも知れない…
ルフィはワノ国編で、お玉に『エースは死んだ』と自分の口で教え、また、カイドウには人間死んだら骨だけだと口にしていましたが、ルフィは何らかの『死生観』みたいなものを持つに至っていて、おそらく、モモの助にもそれを伝えようとしているんじゃないかと思います。
人間の意思や想いみたいなものは確かに引き継がれていくが、人間は死んだら骨だけであり、何も残らない…
だから、過去の人間の事よりは今生きている人間が大切だ、お前がそう思うなら、お前はワノ国をどうしたいんだという問いかけをルフィはしているんだと思います。
ルフィがモモの助と手を組んだのは友達だからであり、その夢を手伝う為…
ワノ国の開国は、お前の夢なんだろう?と…
また、ルフィはその夢を手伝う事によりおそらく二周り山周りも成長したように感じられますが、ルフィとモモの助の成長は連動していて、ワノ国の運命も合わせ、二人は完全に運命共同体であり、ルフィとモモの助はまるで前世からそう決まっていたように時を超えての出会いを果たし、お互いがお互いの半身であるかのような関係にあるんじゃないかと思えます。
テレパシーみたいなもので通じ合えているのは、その証なんじゃないかと思います!
ルフィが今、カイドウを倒すのにモモの助が必要であり、モモの助も父母から託された己
の役割、夢を実現するのにルフィが必要だという今の状況も、その証なんじゃないかと…