ロロノア・ゾロと覇王色の覇気についての考察930話以降で見れるのか?|ゾロと覇王色
ゾロと覇王色
ゾロが覇王色を持っているかについてですが、甲塚は持っているだろうと考えているわけですが…
これは別記事にも書いていますが、ウルージさんに代表されるように、他者がゾロを見れば『他人には従わない性質』であると判断するようです。
この性質こそ、覇王色持ちの特質であるような気がします。
なら、
『No.2に甘んじている覇王色持ちのレイリーやカタクリの事はどうなんだ?』
となりますよね?
甲塚的に、カタクリは自分からビッグマムがいなかったら万国は存続不可能と言っていますし、レイリーとロジャーはお互いを『相棒』と呼んでいて、盟友関係にあったようで、カタクリとレイリー両者はそれぞれビッグマムとロジャーを『認めている』ということだと考えます。
またそれは、認めて従うのではなく、認めて付き合うと言った方がよいかも知れません。
それは目的の違いであると考えます。
カタクリとレイリーには人に従う事を嫌いをするが、自らなにかを得ようとする野心が見られません。
カタクリは家族や国を守る事が目的であり、それは王の資質であるとも言えます。
レイリーはその点不明瞭ですが、彼は『冥王』と呼ばれていますね?
この『冥王』と呼ばれる所以が彼が覇王色を持つという事実に繋がっているような気がします。
彼の目的がロジャーと行動を共にする事で達成されたのかも知れませんが、その目的は海賊王になるとか世界を手に入れるとか、そういうものではなく、知的探究心系の目的であったのではないか?
そしてゾロですが、ゾロには『世界一の大剣豪』になるという目的がありますね。
それは剣の世界で『覇王』になるという意味で、海賊王を目指すルフィとは目的が異なります。
しかし、海賊王を目指すルフィと行動を共にすれば強敵との戦いにも事欠きません。
更に、ゾロはシンプルにルフィの精神が好きなんでしょう(笑)
また、ルフィやゾロを見ると王になるというイメージが湧きません。
また、この二人がなにかを支配するというイメージも湧かないですよね?
覇王色はあくまで『王の資質』であり、それを持つ者が全て『王たる能力』を持つという事ではなく、『導く能力』と見た方がよいのかも知れない…
では何を導くのか?
それは『運命』なのかも知れません…
人に従わない者は、同じく運命にも従わないでしょう。
覇王色とは、『運命を導く』つまり『運命を変える力』、または『運命を乗りこなす力』であるようにも感じられますな…
そもそも、百万人に一人にしか備わらないという覇王色を持って生まれる自体、非常に運命的であり、それは世界の運命に対してなんらかの使命があるという事になるのではないでしょうか?
覇王色と運命は関係が深いのかも知れませんね…