カイドウ！覇気だけが全てを凌駕する発言の意味｜矛盾だらけの男
矛盾だらけの男
今回のカイドウのセリフには、彼が作り上げてきた百獣海賊団を見ると、やはり矛盾を感じるわけですが…
カイドウの今までの言動は本当に矛盾だらこだと思います。
死にたがっていると思えば世界をとるとか言っていますしね…
しかし、言い換えてみると矛盾した言動はそれだけ自由だとも言えるでしょう。
カイドウのような強者であれば、自分の願望や考えは力づくで押し通す事ができ、思うままに振る舞う事ができ、また、自分を否定するものが現れたなら、それをぶちのめせばいい…
それが覇王というものだと思いますが、カイドウは矛盾しているばかりではなく筋が通った面もあり、自分が認めた相手に対しては敬意を表す事もしていますし、侍のような男が好きだというのも嘘ではないと思います。
しかし、カイドウは『自由』というものを理解していないようにも思えます。
ヤマトはカイドウに何故、自分やワノ国から自由や希望を奪うのかと聞いていましたが、カイドウはもしかしたら他人から自由を奪う事によって自分が自由になろうとしているのかも？
ルフィも、この海で一番自由な奴が海賊王だと言っていますが、ルフィは敵であろうとも他人から自由を奪う事は決して無いですよね…
カイドウが一番求めているのは『自由とはなんぞや？』という問いの答えであるのかも？
しかし、カイドウがやってきた事からはカイドウが求めている答えは出てこないでしょう…
ルフィがカイドウにその答えを示すように思いますが、ルフィは支配も隷属も許さない男ですから、少なくともそこから自由は生まれないと思います！
最後までお読み頂き、誠に有難うございました！
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