ルフィの死んだら骨だけだ発言の意味|名前より意思を残す
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この記事ではワンピース1045話の考察として、ルフィの死んだら骨だけだ発言の意味についてを、
- ルフィの死んだら骨だけだ発言の意味|カイドウの死生観
- ルフィの死んだら骨だけだ発言の意味|みんな死んだら骨だけだ
- ルフィの死んだら骨だけだ発言の意味|生きた証を残す
以上の項目に沿ってご紹介しております。
ルフィの死んだら骨だけだ発言の意味|カイドウの死生観
ルフィ、死んだら骨だけだ発言の意味について〜名前より意思を残す〜
ONE PIECE第1045話、お前等の戦いは誰かが語り継ぐというカイドウに、ルフィはそんなのはいらないと答え、みんな死んだら骨だけだというセリフで答えました…
今回はその意味について色々と書かせて頂きます!
カイドウの死生観
カイドウは、能力を覚醒させても尚、ルフィは自分に勝てないと確信し、ルフィに対して、お前等の戦いは誰かが語り継ぐから安心して死ねと口にしています。
カイドウはおでん様にも、お前の死に様は後世に語り継がれるだろうと言っていました。
また、カイドウはロジャーや白ひげの死に様を羨ましく感じているようで、そのような事を口にしていますね…
カイドウにとって歴史に名を残し、その生き様や死に様が後世に語り継がれるのというのは最大の誉れであり、おでん様、ロジャー、白ひげ、そしてルフィに対する言動はカイドウなりの最大の賛辞なんじゃないかと思います。
カイドウは『死は人の完成』という死生観を持っており、それが歴史に名を残し語り継がれる事こそ最大の誉れだという考えのベースになっているように思いますが、しかし、40年前の時代に最強だったというロックスとロックス海賊団の事は、当時を知る人間の記憶やごく一部の人間が知識として知っているだけの存在であり、それは歴史に名を残した事にはならない…
カイドウが歴史に名を残す事にこだわるのは、ロックスという名前が忘れられているという事に繋がっているように思います。
自分は、そうならない、なりたくないという思いがあるのではないでしょうか?
悪名でもいい、この世に自分が生きていたという証を残したいというような気持ちはよくわかりますが…
『虎は死して皮を留め、人は死して名を残す』という言葉がありますね…
虎は死後に毛皮が珍重され、人は生前の立派な行いが語りつがれ名を残す事ができるという意味ですが、いかに大きな事だったとしても人が忘れたいと思うような事をしているなら、人はその言葉のようにはいかないでしょう…
人が誰かの存在を長く語り継ぐなら、その誰かは必ず何か後世の役に立つものを残しているはずです…
物であったり、教訓でもいいでしょう…
しかし、やはり何かの分野で歴史に関わるような物事でないと、カイドウが望んでいるような事にはならないように思います…
カイドウは何を残そうとしているのでしょうか?