ヤマトとカイドウは親子関係の修復は|カイドウは親子関係を理解できない?
カイドウは親子関係を理解できない?
カイドウは15歳にはすでにロックス海賊団に所属していたようですが、カイドウにとて親はいるはずです。
もしかしたら、過去記事に書かせて頂いていますように赤子の時分に捨てられたか死別して人間の親子関係というものが理解できないのかも知れないですが、ヤマトに対しては自分という父親を単に押しつけているだけのように感じられます。
リンリンもそうでしたが、カイドウも親子という関係は親が子を支配するというような形が当然であるというような考えを持っているように感じられます。
ですからカイドウはヤマトという一個人の個性を認めず、自分の決めつけによってヤマトという人間を決定し、それから外れたならそれは反逆行為だと捉えているように見えます…
しかし、カイドウはヤマトには反抗するという自由だけは与えているようにも感じられます。
従うか抗うかはお前が決めろ、しかし、抗うなら容赦は無いというスタンスであり、その自由だけは認めている…というか、それだけは制御のしようがないのでしょうが…
リンリンが自分から去る者は殺すという性格であるように、カイドウは自分に歯向かう者は殺すという性格であり、それがカイドウの精神の根底にあるカイドウという人格の起源みたいなものであり、それからすれば子は親に従うものであるという考えは絶対に変えようがないでしょう…
自由を求める娘と、それを奪う事で他者との関係性を築いてきた父親が分かり合える事は無いような気がしますが、もし、二人が和解てきるとしたら、そこにはやはりルフィが関係してきそうな気がします。