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カイドウは八度目の敗北で完成|ONEPIECE1044話以降考察

ワンピース考察
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カイドウは八度目の敗北で完成|八度目の敗北で完成?

 

八度目の敗北で完成?

カイドウは『死は人の完成だ』という死生観を持っていますが、少なくともロジャー、白ひげ、おでん様あたりの死に様は見事な完成だと見ているようで、自分もそうありたいと考えているようです。

カイドウにとってはおそらく『敗北=死』なんだと思いますが、カイドウは今まで七度敗北して生き延びてきています。

おでん様との戦いの際には黒炭ひぐらしの横槍が入り、おそらく生き延びてしまったという屈辱的な思いを抱えており、それが自殺癖に繋がっていたのではないかと思えるのですが、甲塚はカイドウがジョイボーイを自分を上回る強者であると感じながら、それに挑み、倒されて死ぬというのが最高の完成の形なんじゃないかと思います。
カイドウが世界を支配してそれで全て満たされるとは考えられず、ワノ国に対して非道な行いをしたのは、そこから自分を倒しうる強者が出てくる事を望んでいたのかも知れない…

それが『ワノ国だから居座った』という意味だったりしたのかも知れないですが…

カイドウにとっては、圧倒的強者に立ち向かい敗れて死ぬというのが最高の完成の形なんだろうと思うのですが、カイドウのこれまでの人生は『七転び八起き』の言葉を連想させますよね…

七度の敗北を経て、今のカイドウがあるわけですが、『七転び八起き』という言葉の語源だとされるものの中に旧約聖書の『正しい者は七度倒れても再び立ち上がるが、悪しき者は災いによって滅びる』という内容の記述が挙げられるようですが、カイドウが今まで七度敗北しているという設定はそこに元ネタがあるのかも知れないですね…

甲塚は、カイドウは自分の行動を正当化する事なく悪を悪だと理解した上で、悪であり続けてきたように感じられるのですが、そこにはヤマトに言っていた『鬼の子』や『人間とは仲良くなれない』というワードが絡んでいるように思えます…
それを踏まえ、旧約聖書の記述が元ネタだとするなら、カイドウはやはり八度目の敗北によって、自分が望む完成を迎えるのではないかと思います…!

自分がなれなかったジョイボーイという存在によって倒される事になると思うのですが、先程書かせて頂きました事を合わせて考えると、カイドウは悪でならねばならない、鬼であらねばならないというような自分を縛るような思いを持っているように感じられるのですが、カイドウは『完成』によって、その呪縛みたいなものから解放され、自由になれるという思いもあるのかも知れません…

やはり、カイドウも壮絶な出生や生い立ちを持っていそうですね…

最後までお読み頂き、誠に有難うございました!

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