ワンピース1043話ネタバレ!ルフィ敗北もジョイボーイ化?|勝利宣言にワノ国の民は奴隷化
そしてルフィとの戦いが不完全燃焼だったのか引き続き暴れるカイドウのとばっちりを受ける討ち入り勢。
カイドウは鬼ヶ島で戦う面々に龍の姿となりルフィが死んだことと同時に勝利宣言をします。
キッドやローも半ば絶望し、ナミはルフィの敗北に死を認めません。
そしてカイドウは大声で叫ぶナミに向ってボロブレスを放ちますがこればマルコが不死鳥となりナミを守った形になります。
カイドウは勝利宣言の後に更にワノ国の民に向かい女子ども関係なく皆等しく奴隷とする旨を宣告。
ルフィが死んだと聞かされてショックを受ける海賊達や討ち入り勢達のリアクションが印象的ですが、希望を打ち砕かれた時、人間の心は絶望に支配されてしまいます…
しかし、今度は戦いを止めようとする人間はいないように見えますね…
モモの助はルフィの敗北を悟り、総大将として一人でも多くの人間を生き延びさせるように降伏の選択をしようとしていますが、それは臆病ではなく勇気ある決断であると感じます。
降伏したとて、自分まで生き延びられるとはモモの助は考えていないでしょう。
すでに二度、カイドウにより直接殺されかけているのですから、降伏すれば真っ先に処刑されるのは自分であり、そうしなければ多くの人間が死ぬ事になる…
総大将という立場なら、そうなって当然だと思いますが、それはまた人間の無明の為せる事であり、何が本当の救いであるか幸福であるかという問題になってくる…
生きる事が救いであり幸福なのか?
それとも死んでも活きる方が幸福なのか?
ここでも兎丼の囚人採掘場の囚人達の無明が連想されますが、幸福は、やはり単に生存するという意味の生きるではなく、それを得ようと戦う事で活きるというところにあるように甲塚には感じられます!