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火前坊はカン十郎の怨念の具現化|ONEPIECE1038話考察

ワンピース考察
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火前坊はカン十郎の怨念の具現化|カン十郎は死んでいる?

 

カン十郎は死んでいる?

甲塚は過去記事にて火前坊を止める事はできても、消滅させるにはカン十郎が絶命する…つまり息の根を止めるしかないのではないかと書かせて頂いていますが、もしかしたらカン十郎は火前坊を生み出して倒れた際、すでに死んでいるのではないかとも思うんですよね…

カン十郎はすでに菊之丞、錦えもんによって二度の致命傷を受けており、オロチの呼びかけに応えた事自体に驚きましたが、最後の力を振り絞って火前坊を生み出して死んだなら、火前坊が活動しているのは特殊な状態になっているとしか思えません…

もしかしたら、カン十郎は死んで『火前坊』に『成った』のではないでしょうか?

火前坊は、江戸時代の鳥山石燕の『今昔百鬼拾遺』にて紹介されている妖怪ですが、それは10世紀頃に高僧達の間で流行った焚死往生という焼身自殺する事により成仏しようという行為を行いながらも、この世に対する未練を捨てきれずに成仏できなかった霊魂であり、妖怪というよりは幽霊に近い存在です。

ONE PIECE世界でも火前坊がそういう妖怪であるのなら、カン十郎はもしかしたら、そういう知識を持っていて、自分の魂の写しみたいな形で火前坊を生み出したのではないか?
カン十郎が生み出したものは、鳥なら飛べたり、野菜や魚も食べられましたから、火前坊もそういう存在であると書いたなら、カン十郎の魂と怨念が火前坊を形成しているのかも知れません!

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