カイドウの育ての親は猛獣？｜野生の王国的世界
野生の王国的世界
甲塚は、カイドウは弱肉強食という言葉を具現化したような世界を作ろうとしているんじゃないかと思いますが、それは、強い者が弱い者を支配するという非常にシンプルな思想であり、また、天竜人のような存在が生まれる可能性が非常に低い世界だとも言えるでしょう。
ジャングルやサバンナの野生の世界そのものみたいな世界を、カイドウは作ろうとしている…
もし、カイドウが猛獣に育てられたような過去があるなら、カイドウにとって人間の世界は非常に不可解で理解し難いものであろうかと思います。
また、カイドウはいつでも死ぬ覚悟を持っている侍が好きだと言っていましたが、野生の世界に生きる者は、いつも死の危険と隣り合わせであり、一瞬の油断が即、死に直結しますよね…
侍は野生の動物の精神性に近いという事で好きだったりするのかもしれない…
また、カイドウはモモの助に対して非常に嫌悪感を持っているようですが、それは覚悟というものが全く見えなかったからでしょう。
カイドウはロジャーと白ひげ同様に『光月おでん』に魅了されていたのではないかと思いますが、その息子があまりに父と違いすぎるという事で余計に嫌悪感が強くなるのだろうと思いますが、カイドウはまだ8歳だった実の娘のヤマトに対しても大人と変わりない扱いをしており、カイドウにとって年齢は関係ないものと思います。
野生の世界でも、年齢は全く関係ないですからね…
甲塚はカイドウの過去編突入は必ずあるだろうと思っていますが、そこで、カイドウのそんな過去が描かれたりするかも知れないですね…
最後までお読み頂き、誠に有難うございました！
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