カイドウが作ろうとする世界|キングにとっての『王』
キングにとっての『王』
キングは、ゾロが覇王色を発現した際に『王にでもなるつもりか?』と尋ねたり、また、ゾロが閻王三刀流を名乗った際、その『王』という言葉に怒りの反応を見せていましたが、それからするに、この世で『王』を名乗る資格があるのはカイドウだけであり、やはりカイドウこそが全世界を支配するような存在だと確信し、そうしたい、そうするのだと意識が非常に強かったのではないかと思います。
キングが幼い頃から見てきた世界…
この世には善悪などはなく、自分を救ってくれような神も存在しない…
かつては神と呼ばれたというルナーリア族が滅ぼされているわけですからね…
あるのは強さと弱さ、勝つか負けるか、生きるか死ぬか、そんな極論が世界の真実であり、だからこそ、強くあり続け、勝ち続けねばならない…
キングは自分の命はカイドウに拾われたものだからと、それもカイドウに尽くしてきた理由だったようですが、先程も書かせて頂いたように、カイドウは現実に自分を救ってくれた存在であり、それは神であるとも思えるでしょう。
キングにとっての『王』とは、ズバリ、カイドウであり、『王』は『神』でもある…
キングからすれば、ジョイボーイは勝って、成し遂げて、それで初めてジョイボーイであると言え、ジョイボーイは成し遂げる事ができていないわけですから、やはり伝説は伝説に過ぎないという結論に達していたのでしょう。
自分が惚れ込んだカイドウを、海賊王に、また世界の王にしてカイドウが望む世界を作り上げるという事に、キングは自分の命を捧げていたのでしょうね!
今回のシーンを、甲塚はそのように考え、解釈しています!
最後までお読み頂き、誠に有難うございました!
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