カイドウが作ろうとする世界|ジョイボーイの伝説とは?
ジョイボーイの伝説とは?
過去記事にも書かせて頂いていますが、ジョイボーイはおそらくその名を知るだけで世界政府から不都合として消されるような存在であり、普通に生きてきた人間が知る事はないでしょう。
やはり、ルナーリア族は過去にジョイボーイと深く関わった種族であり、魚人族に伝説が語り継がれているように、また、ミンク族に『世界を夜明けに導く者』の伝説があるように、ルナーリア族もジョイボーイと何らかの約束事をしていたが、それは果たされる事なく終わり、いつかその約束を果たす為にジョイボーイの再来が現れるという言い伝えがあり、ジョイボーイの再来は世界を変えるとも伝わっているのでしょう。
ジョイボーイが作ろうとした、また、その再来が作る世界とは…
おそらく、種族や身分の違いを超越した世界政府とは違う形で、世界を巨大な一つの国にして、平等に生きようという、誰もが抱く理想をそのまま再現したようなものなんじゃないかと思います。
しかし、普通に考えたなら、そんな世界を作る事は、理想というより幻想であり、おそらくキングは現に、出来なかったからルナーリア族は自分を残し滅ぼされたのだと考え、ジョイボーイという存在が本当にいるのなら、それはカイドウのような男であるべきだと考え、カイドウに尽くしてきたのではないかと思うです。
キングはおそらく、伝説よりも、現実に存在しているカイドウという覇王と呼ぶ相応しい強者に惚れ込んだのでしょう!
実際にその強さで自分を救ってくれた男は、キングにとっては現実味のある生きる伝説だったのではないでしょうか?