閻王と魔神が海賊王の両翼！｜ワンピース1036話以降考察 | 【ワンピース考察】甲塚誓ノ介のいい芝居してますね！

閻王と魔神が海賊王の両翼！｜既存の世界の破壊者

ルフィ達麦わらの一味は、何にも縛られないし、従う事もしない集団であり、今まで築かれてきた世界の均衡を少しずつ崩してきましたが、カイドウを倒したなら、それはおそらく三大勢力の均衡を完全に崩す事になるでしょう。

秩序を崩壊させ、平和を乱し、戦乱を招くとしたら、それは正に悪魔の所業だと言えるかも知れません。

暴虐な天竜人に支配されているからと言って、やはり世界が戦乱の時代になるよりはマシな状態のはずで、世界がそういう状態になったなら、ルフィ達がその元凶であると世界政府がアナウンスすれば、多くの人々はそれを鵜呑みにして麦わらの一味を悪魔の集団だと認識するようになる可能性はあるでしょう。

麦わらの一味は、ゾロが閻王、サンジが魔神を冠するようになり、印象は更に悪魔的になってきているわけですが、過去記事にも書かせて頂いていますように、悪魔は神の作り出したものを壊そうとするような存在ですから、やはり彼らは既存の世界の破壊者として世界から認識される…

決して『正義の英雄』という認識にはならないと思いますが、彼らは世界を変えたいと願う人間達にとっては、精神的支柱と言えるような存在にはなるんじゃないかと思います。

しかし、ルフィがラフテルに到達し、世界の秘密を知った時、ルフィがそれまでとは違うスタンスになる可能性はあるでしょう。

ルフィは海賊王を目指していますが、その先にまだ『夢の果て』が存在し、その夢の果てを実現するのに、やはり天竜人を倒して世界を変えねばならないと感じたなら、ルフィはその時に初めて『英雄』の道を歩み始めるんじゃないでしょうか？

それまではおそらく、閻王と魔神という両翼で自由に飛び続け、英雄として見出してからは自由の翼は、人々の希望の翼になりうるのかも知れませんね！

甲塚は、麦わらの一味の全員が悪魔的な通り名をつけられていくように思っているのですが、その変化も、この先の楽しみの一つじゃないかと思います！

最後までお読み頂き、誠に有難うございました！

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