ルフィVSカイドウ海賊の殺し合いはコミュニケーション｜ルフィはカイドウをどう感じる？
ルフィはカイドウをどう感じる？
ルフィはカイドウに対してどんな感情を抱いているのでしょうか？
まず、ルフィにとってカイドウは乗り越えねばならない壁であり、ワノ国にやって来るまでは、ただそれだけの存在だったのかも…
しかし、ワノ国の惨状を見、第一Rの原因になった、おでん城と仲間達に対する攻撃はルフィに憎しみを覚えさせたはずで、敗れた後には悔しさや恨みの感情も覚えたでしょう。
また、ルフィはカイドウに怒りを感じているはずです。
人間から自由を奪い、支配しようとする事にルフィは激しい嫌悪を感じますが、カイドウはただそれだけでなく、人間から未来や希望さえ奪おうとします。
ルフィからすれば、今までで一番『ムカつく奴』だろうと思いますが、そのカイドウとの戦いを『楽しい』と感じるのは、カイドウの中に何か今まで気づかなかったものを感じたからではないでしょうか？
カイドウも、自分の夢や目的…おそらく海賊王になろうというのが望みだと思え、ワノ国の民衆から色々なものを奪うという行為は、それを果たす力を得る為の手段にしか過ぎない…
カイドウも、ただの暴君ではなく自分の夢を追いかける自分と同じ立場なんだと、ルフィは今、改めて感じたのかも？
ルフィにはその手段が許せないわけですが、しかし、海賊王を目指す事は自由であり、同じく海賊王を目指すライバルであるとも言える存在でもありますね…
ルフィは今、憎しみや怒りを抱えながらも、純粋に海賊王の座をかけてカイドウというライバルと戦っていて、お互い欲しいものを賭け、命をぶつけ合い戦っている事が楽しいではないでしょうか？
