ロジャーが海賊になった理由｜世界をひっくり返すの意味
世界をひっくり返すの意味
ロジャーは世界一周を目指していて、その途上でロードスター島に到達ポーネグリフの意味を知り、そこから航海をやり直してラフテルに到達し、世界一周を果たしたわけですから、最初から世界一周が目的だったと思います。
しかし、世界一周はたしかに前人未到の大偉業だったでしょうが、それで世界がひっくり返るような事はないように感じられます。
誰かが世界一周を果たしても、世界は何も変わらないわけですし、事実、ロジャーが自分の財宝について口にしなければ大海賊時代は到来せず、何も変わらずに来たでしょうからね…
しかし、ロジャーは誰かがワンピースを見つけた時、世界はひっくり返ると口にしていますし、ロジャーは世界をひっくり返す為の準備をしたと言えるでしょう。
もし、ロジャーが先程書かせて頂いたような万物の声を聞く力によって聞いた何者かの声が冒険の始まりとしているなら、ルフィのように海賊王、ワンピース、シャンクスに麦わら帽子を返すというような漠然としながらもシンプルな目的を持っていて、元々持っていた世界一周の夢と世界をひっくり返せというような何者かの声がロジャーの中で合致し、世界一周の航海の中で『世界をひっくり返す』の意味も同時に探していたのでしょう。
ルフィには海賊王とラフテルという明確な目標がありますが、その目標を作ったのはロジャーでしたから、ロジャーが海賊として活動するにあたり最初に持っていた目的が世界一周と世界をひっくり返すの意味を知る事だったんじゃないかと甲塚は思います。
