ミホークの愛刀『夜』の性格は?|『夜』にはどんな個性が?
『夜』にはどんな個性が?
単行本のSBSにて、『夜』の擬人化イラストが描かれていますが、それによると『夜』は擬人化すると女性であるというのが公式になったようです。
これは、読者のイメージが採用されたものみたいですが、確かに『夜』は女性的、魔性的なイメージがありますね…
また、やはりミホークと十字架という組み合わせからしても、やはり吸血鬼のイメージも付与され女性となると所謂『ゴスロリ』なイメージもついてくる…
これにはミホークと共同生活していたペローナのイメージもくっついてきているように思えます。
甲塚は、『夜』の擬人化はペローナそのものが一番マッチするように感じています。
また、先程書かせて頂きましたように『夜』は元々は戦闘用に作られた刀ではないように思います。
刀身に宝石をはめ込んだりしている物を、普通は戦闘には使わないと思いますし…
またミホークは『全ての刀剣は黒刀に成り得る』と明言していますが、それは、どんな鈍刀であっても黒刀化できるという事であると甲塚は解釈しています。
ならば、元々戦闘用ではなく何かの儀礼用とか何かの象徴として作られた刀でも黒刀に成り得るはずです。
また、最上大業物であるので、戦闘用として作られた物でなくとも斬れ味自体は本物だったんじゃないかと思います。
ミホークは何かの意味があり、自分の身体のサイズに合わず、形状的にも扱いが難しそうな『夜』を愛刀に選んだのでしょう。
甲塚は、もしかしたら『夜』は気位の高い女性人格であり、武器として使われる事を嫌い、斬れ味は鋭いものの、すぐに折れてしまうような刀だったんじゃないかと思っています。
何かを傷つけたり、何かを破壊したりするのを拒絶していたとか…
ミホークはそれを使いこなし、てなづけ、黒刀化したのではないでしょうか?
『刃こぼれすら恥と思え、全ての刀剣は黒刀と成り得る』
というゾロに対する厳しいセリフも、そういう経緯があったと考えたらなら、めちゃくちゃ説得力が出てくるように思います。