天竜人と地上の悪政国家が作る悲惨な世界｜天上金制度
天上金制度
世界政府加盟国は、天竜人達に『天上金』を支払わねばならないというルールがあるようです。
それを支払えて初めて加盟を許され海軍という世界政府の加護を受ける事ができる…
他にもビジネスがやりやすくなるとか国益に繋がるような恩恵が色々あるのでしょう。
また、これを支払えないと国が滅ぼされてしまう可能性もあり国益どうこうではない国会存亡、王侯貴族の命に関わるという恐ろしいルールなんですよね…
それが遥か昔から天竜人の力を強め、維持し、地上の国々は力を合わせても天竜人以上の力を持ち得ないようなシステムとして続いているんですよね…
また王侯貴族達は天上金を支払うために国民に対して同じ事を行っているんですよね…
海賊桃ひげに襲われたルルシア王国では若い女性が天上人金を支払えないと王様に殺されてしまうと泣いて赦しを請うていましたが、加盟国の民衆はそういう生活をしている…
おそらく加盟国の多くは国土の町々から天上金を集め、そのお金を天竜人に納めているのでしょうが、国民からは必要額より多く徴収し、それを懐に入れているはずでしょう。
また、そうしないと豊かな暮らしを維持できないくらい天竜人に搾取されているんじゃないかと思います。
だから、やはり民衆はかなり切り詰めた生活を余儀なくされているんじゃないでしょうか？
その上、天竜人から人間扱いされず奴隷にされたり些細な事で殺されたりするのですから、世界政府加盟国には本当に自由で幸福な人間は一人もいないという事になり、それならいっそ海賊にでもなった方がマシだと世に海賊や悪党が蔓延るわけですね…
しかし、その海賊から守ってもらう為に海軍の力も必要なのですが、それも天上金を支払わねばならないという、まさに飼い殺し状態…
