シャンクスの能力はトキトキではなく予知予知(ヨチヨチ)?|時ではなく予知
トキトキではなくヨチヨチ?
シャンクスがトキトキの能力者ではないか?という事については甲塚も別記事に書いていますが、仮に、シャンクスがヨチヨチの実の予知能力を持っているとします。
シャンクスはエースが白ひげ討伐に出る前に、白ひげのもとを訪れ、エースを行かせるなと忠告していましたね。
これは、シャンクス自身が黒ひげにキズを負わされた経験からくる『嫌な予感』であったり、単純にエースでは黒ひげに勝てないというシャンクスの見解から生じた行動であったのかも知れませんが、そうではなく、シャンクスが予知によって事の顛末を知っていたとしたらどうでしょう?
人は運命というものを信じてしまう瞬間がありますが、ほぼ信じていないものです。
いや、信じたくはありませんよね?
人は自分の行動は自分の意思で行なっていると信じていますからね。
あの時、シャンクスがエースが死に、白ひげが死ぬ事になるなんて言っても、誰もそんな運命論を真に受けなかったはずです。
現に、白ひげは嫌な予感を抱えながらも、エースを止めきれませんでした。
シャンクスがヨチヨチの能力だとしても、運命を変えるような力はなく、シャンクスには戦争を終結させる程度にしかあの一連の出来事には干渉出来なかったのかも?
頂上戦争ではシャンクスが来るのが遅すぎた感がありましたが、それは、エースと白ひげの死が、避けようのない運命であった事と関わりがあったのかも知れない…
甲塚、思うのですが…
ルフィは何度も何度も死んでもおかしくないような目に遭っていますが、なにかの力により、その窮地を脱していますね…
スモーカーはローグタウンで処刑寸前から助かったルフィを見て、天が生かそうとしている、と言っていましたが、これは、ルフィが天によって選ばれたというより、ルフィが運命を変え得る力を持っているように、甲塚には見えます。
また、エースには運命を変える力がなかったので、運命に呑まれたとも思ってしまいます。
ルフィは第1話で近海の主に食べられそうになりましたが、シャンクスに命を救われました。
しかし、その犠牲に左腕を持っていかれてしまいました。
もしかしたら、シャンクスは自分の身体の一部を賭ける事で、運命を変える力があったりするのかも知れない…
要するに、ルフィは海に出ることなく死ぬ運命にあったはずが、その運命を変えたという可能性があり、シャンクスに予知能力があるとして、もしかしたら、ルフィの未来だけは予知できないのかも知れない。
予知できないという事は、『良くか悪くか』、未来が決まっていないともとれます。
シャンクスは、ルフィのそういうところから、世界の運命を彼に託しているのかも知れない。