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カイドウを倒す者がジョイボーイの再来|ONEPIECE1025話以降考察

ワンピース考察
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カイドウを倒す者がジョイボーイの再来|英雄に倒される存在

 

英雄に倒される存在

カイドウは『死は人の完成だ』というセリフを口にしていますが、もしかしたら、それは一人の人間の人生という『物語』の完成という意味だったりするかも?

人間の人生は物語であり、人間と人間が関係性を持つように人生という物語はクロスオーバーして広がっていくもの…
歴史とは、その連続であり積み重ねだと言えるでしょう。
人間は自分の人生という物語の主人公であり、他人の人生の登場人物でもありますね。
カイドウは今、世界をとる事を目的としていますが、物語の完成はその目標を達成してからの方がいいと思いますが、その目標を達成しても、まだ『その後』も支配者としての人生が続きますよね…

甲塚はカイドウは人生に『その後』を求めていないのだと思います。

カイドウはロジャーや白ひげ、また、おでん様のような死を望んでいますね。

カイドウは、最後にド派手なパフォーマンスを演じて、そのまま潔く死んでいく事を望んでおり、世界をとるという戦いを起こすのも、あわよくばその戦いで殺されてしまいたいと考えてのものであり、世界を支配する事になんて興味ないように思えます。

この20年ワノ国に行ってきた苛烈な支配も、自分の望む死に方を得る為のパフォーマンスだったかも知れない…

カイドウは『ジョイボーイ』の名前を知り、ジョイボーイがどんな人物だったか、何を成したのかも知っているようですが、ルフィに対してあのセリフを言ったのは、カイドウにとってジョイボーイの再来となる人物の人生で最大の敵という登場人物として登場し、敗れて死んでいくのが『その後』がない最高の完成の仕方だとか、そんな事を考えているような感じられます。

自分が英雄、勝利者となって『その後』がある存在になるのではなく、逆に倒される事を望む…

また、もしかしたら、かつて実在したジョイボーイの人生という物語の中に、自分と重なるような敵が存在したりしたのかも?

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