ワンピースサボから垣間見えるDの意思|Dはdisillusionの頭文字!?
ワンピースサボから垣間見えるDの意思についてこの記事をご覧いただきありがとうございます。
いい芝居してますね!サイト管理人の甲塚誓ノ介でございます。
この記事ではワンピースのルフィのもう1人の義兄であり革命軍参謀総長のサボから垣間見えるDの意思と思える行動についてを
- ワンピースサボから垣間見えるDの意思|求めたモノ
- ワンピースサボから垣間見えるDの意思|disillusion
- ワンピースサボから垣間見えるDの意思|最後に
以上の項目に沿ってご紹介させて頂きます。
ワンピースサボから垣間見えるDの意思|求めたモノ
『ONE PIECE、サボの半生に見る『D』の正体!』
現、革命軍参謀総長サボ。
彼は、ルフィやエース、ドラゴンの出身国であるゴア王国の貴族出身でありながら、公然と世界政府を倒すべく活動している組織のNo.2の地位にあります。
彼の行動から、新たな『Dの意思』の正体についての可能性を見出しましたので、それについて書かせて頂きます。
サボ達が求めたモノ
サボ達が生まれ育ったのは、とりわけ身分制度が激しく見える東の海の『ゴア王国』。
サボはその中でも支配者階級である『貴族』の跡取り息子でした。
将来、王族の娘と結婚できる男になれという父親の身勝手な教育方針のもとに、かなり窮屈な生活を強いられていた事かと思います。
そんな中、サボはどうやってか、エースと出会い、親友になりました。
エースとの信頼関係はかなり強固な印象でしたが、一緒に死ぬような思いを体験したのかも知れません。
そのうち、エースの弟であるルフィとも友達になり、彼等は義兄弟の契りを結び『兄弟』になりました。
しかし、サボは兄弟に自分が貴族だと言う事だけは言うことが出来ませんでした。
それほど、『貴族』はそれ以下の身分の人間達から忌み嫌われていたのでしょう。
サボは自分が『貴族』だと言う事を激しく恥じていたのです。
そして、貴族達は天竜人来訪の際にトラブルが起こらぬように、『いらないもの』であるスラム街を人間ごと焼きはらうという凶行に走ります。
その最中に偶然出会ったドラゴンに、サボが叫びます。
『オレは貴族に生まれて恥ずかしい!』
おそらくこれは、サボが胸の中に溜めに溜めていたモノを吐き出した瞬間だったと思います。
彼は、『覚醒』したのです。
『覚醒』したサボは、『自由』を求め、エース、ルフィに先駆けて船出します。
しかし、来訪した天竜人の船に近づいてしまっただけで『無礼打ち』されてしまいました。
それからドラゴンに生命を拾われ、革命軍メンバーになりますが、長く記憶を失っており、記憶を取り戻したのは、兄弟であるエースの死を知った時でした…
サボ、エース、ルフィ、彼等の求めるものは一つ、『自由』です。
サボは、ゴア王国のスラム街焼き討ちの際に、『自由』に覚醒したのです。
おそらくエース、ルフィも幼少の頃、サボよりも早く覚醒していたものと思われます。
ワンピースサボから垣間見えるDの意思|disillusion
『D』はdisillusionの頭文字?
『disillusion』とは、『illusion』から覚める事を意味します。
『illusion』は幻影や幻覚という意味です。
よって、『disillusion』とは、
『幻覚や幻影から覚める事』を指し、また、『覚醒』を意味する英語です。
『D』とは、この『disillusion』の頭文字をとったものではないかと思えるのです。
現実世界の我々は『法』や『秩序』、『金銭』『人間関係』などの社会的常識、道徳に基づいたルールに縛られて生きています。
しかし、そのルールさえ守っていれば、基本的に『自由』ではあります。
ですが、今の世界では生きていくのに『お金』が必要です。
また、お金を稼ぐ為に何らかの『労働』を強いられます。
この自然の摂理とも言えるシステムから、我々が抜け出す事は不可能に思えます。
この自然の摂理のようなシステムから解脱し、思うままに生きる事ができるとすれば、そんな素晴らしい事はありません!
それこそ、『自由』です!
我々はそれこそ、自分達が築き上げてきたルールやシステムに『支配』されて生きているのです。
ONE PIECEは、我々の世界より過酷な世界で、『支配』と『自由』が大きなテーマになっている作品だと思います。
ここからは甲塚の妄想ですが…
『D』は、世界政府誕生の遥か昔から受け継がれているもののようですが、もしかしたら、ONE PIECE世界何度も作り変えられているのではないでしょうか?
それを行っているのは『創造主』と呼ばわりれる存在。
『創造主』はその時代時代によって変わるものかも知れませんが、世界の全てを意のままに支配します。
しかし、そこに必ず現れ、世界をひっくり返してしまうのが『D』。
人間は基本的に自由意思の生き物です。
おそらく、『創造主』による『支配』は、人間から人間にとって何か大切な自由を奪うものなのでしょう。
しかし、『創造主』は世界はこのようなものであり、こうあるのが自然で幸福なのだという
『幻影』
を植え付け、人間はその幻影の中で生まれ、生き、死んでゆく…
しかし、その幻影から覚醒し、支配からの解脱、つまり『自由』を求めて創造主の作った世界と戦うのが『D』の意思!
現在の『創造主』はさだめし『天竜人』でしょう。
彼等が支配する世界に自由や幸福などあるわけがありません。
『D』は覚醒者、覚者とも言える存在なのかも知れません。
また、『D』には『dawn』、『夜明け』の頭文字であるとも言われていますが、幻影を幻覚の中にある状態を『夜』と例えるなら、それから覚醒するという事は『夜明け』を迎えたとも言えます。
『幻影という夜から覚醒し、夜明けを迎えた者、または夜明けをもたらす者』
この意味である可能性もありますね。
ワンピースサボから垣間見えるDの意思|最後に
まとめ
一言に『自由』といっても、『自由』である事は過酷な事でもあります。
全てを自分自身で決定して生き、他人に頼ったり、責任を押し付けたりはできないからです。
ルフィは全てを主観的に見て自分に関わる物事を決定して生きているように見え、その結果、命を失う事になっても微塵も後悔しないものと思います。
しかし、自分の力が足りないばかりに周囲の人間が命を落としたり傷ついたりする事に対しては人一倍落ち込んだりしますけどね。
エースの時は特にそうでした。
エース、サボ、ルフィの三兄弟は精神的に強く結びついていますが、慣れ合う事はせず、三人三様に船出しました。
それはやはり彼等の『自由』に対する考えが限りなく同一に近いからでしょう。
しかし、兄弟がピンチになったら何をおいても助けに駆けつける、それもまた『自由』!
覚醒したサボとルフィは彼らの思い描く『自由』を手にする事ができるのでしょうか?
今後の展開がますます楽しみです!
この記事でのご紹介は以上となります。
最後までお読み頂き、誠にありがとうございました!