イヌアラシとネコマムシ!スーロン化は命がけ!?|死も厭わない二人の王
死も厭わない二人の王
イヌアラシとネコマムシは今、赤鞘九人男としてというより、ミンク族の二人の王としての務めを果たそうと戦っているんじゃないかと甲塚は感じています。
王の務めとは数百年の永きに渡り光月家と共にミンク族が待ち続けた『世界の夜明け』の為に命を使う事ではないかと思います!
ミンク族が国を壊滅させられてまで雷ぞうをかくまったのも、ペドロが自らの最後の命を使ったのも、全てその先に『世界の夜明け』を見ての行動だったはずですね!
しかし、その為の再スーロン化に対してキャロットとワンダは心配そうにしています。
あれだけ傷ついた上に再度スーロン化したら、やはり生命の危機に直結する可能性が考えられるのでしょう…
しかし、誰もそれを止める事はできない…
キャロットとワンダは『世界の夜明け』というのがどんなものかはわかっていないと思いますが、ペドロが麦わらの一味こそそれに導く者達だと確信し、自分の生命をその為に犠牲にした事により、世界の夜明けというのがそれほど重大な事であるというのは身に沁みてわかっている。
また、二人の王も今、自分達の命など顧みずに世界の夜明けの為に再スーロン化した。
イヌアラシが言っていたように誰が死のうとも世界の夜明けは必ずやってくるという確信は、キャロットとワンダの胸に深く刻まれると思います!
キャロットとワンダは、イヌアラシとネコマムシどちらかが、また二人とも死んでしまったとしても、その意思を継ぐ事になるんじゃないでしょうか?