太陽の神ニカの伝説|知るだけで消される理由とは?
知るだけで消される理由とは?
知るだけで消されてしまうような伝説なんて空白の100年に関する歴史と同じだと思えますが、太古というからにはもっとずっと古い天暦時代から伝わる伝説なんじゃないかと思います。
世界政府は空白の100年に関する歴史と古代文字に関する研究を難く禁じているわけですが、空白の100年以外の歴史を研究することは特に禁じてはいないようです。
しかし、古代の歴史を調べようとしたら古代文字を解読できないと読めない書物は多いでしょうし、その手の書物はオハラのバスターコールの際に島ごと失われてしまっている可能性が高いですよね…
空白の100年の歴史と古代文字の研究を禁じる事は同時に古代の歴史を紐解く事もできなくしたのと同じだと言えるかも?
しかし、人々からどれだけ色々な物を奪い取ろうが、人が言葉を持ち伝えていきたい何かがあるなら、それは口伝いの伝説として語り継がれていくものです。
太陽の神ニカの伝説は世界政府…いや天竜人達にとって都合が悪い伝説であり、それを語るものを発見したなら抹殺してきたのでしょう。
何故都合が悪いのかと考えると、それは奴隷を解放する伝説の戦士という存在そのものが都合が悪いのでしょう。
天竜人からすれば、王族をはじめとする地上のすべての人種民族は自分達の奴隷ですし、それから解放されるという考え自体を取り締まる必要がある…
また、もしかしたらその伝説から、今の天竜人達が元々奴隷の立場だったとかいう事実が浮き彫りになってしまうとか?
今の天竜人達は元々は地上の王族だったわけですが、そのずっと以前の先祖達が奴隷だったとか?
天暦から海円暦に移行する時に立場が逆転した歴史があるとか?
それが知れば消されてしまう理由だったりするかも?