ONEPIECE921話ネタバレ!河松と傳ジローも赤鞘九人男?|赤鞘九人男と白浪五人男
赤鞘九人男と白浪五人男
別記事において、赤鞘九人男の元ネタとして、江戸時代に存在した青年武士の集団『旗本奴』について書きましたが、更に元ネタとなりそうなものを発見しました。
歌舞伎の演目『青砥稿花紅彩画(あおとぎぞうしはなのにしきえ)』の別名である『白浪五人男』です。
江戸時代を舞台に五人の盗賊団の活躍(?)を人情味たっぷりに描いた有名で人気のある演目のようです。
これと先述の『旗本奴』。
『旗本奴』は『白柄組』という風に『◯◯組』みたいな集団名で通っていたようです。
おそらく、幕末の『新撰組』や『見廻組』に『組』が使われているのにも影響を与えていると思います。
これらを組み合せて誕生したのが、
『赤鞘九人男』
ではないのか?
また、『南総里見八犬伝』に登場する『八犬士』の要素も加えられているようにも思います。
で、先の『白浪五人男』にたどり着いた時点で、甲塚の中で『お菊男性説』が決定的になってしまいました(笑)
白浪五人男の中で最も有名で人気のあるキャラクターが、
『弁天小僧菊之助』
なんですね。
この弁天小僧菊之助は、女性に化けて活動するキャラクターなんです。
しかも『菊』で繋がってしまいますし…
920話で燃え盛るおでん城を見つめる五人の侍の中に、お菊が男装をしたような侍が一人いましたね…
もしかしたら、『お菊』の本名は『菊之助』であるかも知れません…
甲塚的には『お菊』のままであって欲しいのですが…