カイドウとビッグ・マムの同盟は決裂!?|カイドウに仁義はないのか?
カイドウに仁義はないのか?
これも過去記事にちょっと書いていますが、カイドウは弱肉強食をモットーとしているように感じられます。
弱肉強食とは弱い者の肉を強い者が食べるという自然の摂理ですが、人間の社会ならば強い者が弱い者から奪ったり、支配するという意味になるでしょう。
彼が作ろうとしている『暴力の世界』は、そんな弱肉強食の世界だとも言えます。
その世界は強さこそが正義で、誰かに何かを奪われる事は己の弱さや愚かさが原因で、あり全て自己責任の世界でもあるでしょう。
カイドウの道理からすれば、おこぼれ町が焼き討ちされたのは、彼らの行動の責任というよりは、その弱さ故である…
という事になると思います。
誰から何も奪われず、支配されず、自由に楽しく生きたいのなら、強くあればいい。
ただ、それだけだ。
そうやってできたのが今のカイドウという人間…
よって、彼の道理の中に仁義というものはほとんど意味を成さないものであると考えられます。
しかし、それでもページワンとうるティをやられた事には腹を立てるかもしれません。
彼らは自分の部下であり、所有物ですからね…
カイドウは弱肉強食がモットーで大看板入れ替えすら提案していたくらいですから、もしかしたら『弱さ故』で片付けてしまう事も考えられますが、部下がやった相手に何の落とし前も求めないようでは、ついてくる人間はいないでしょう。
だから、うるペー姉弟をやられたという話を聞けば、カイドウも怒る可能性は高いと思われます。