ワンピース920話ネタバレ!イヌアラシの回想からミンク族ジョイボーイの考察|恩人、英雄、そして『主』
恩人、英雄、そして『主』
イヌアラシはおでん様を回想しながら、モノローグで
『彼こそ我らの恩人、我らの英雄、我らの主人だった!』
と涙を流しました。
イヌアラシとネコマムシにとって、恩人であり、英雄であるというのは、本当によく伝わります。
甲塚が気になるのは、
『主』
というワードです。
イヌアラシとネコマムシの両名は共におでん様の『家臣』を名乗っていましたね。
異種族であっても、分け隔てなく『家臣』として扱ったであろうおでん様の器量と精神性は、両名の忠誠心を見るとよく伝わってきます。
しかし、甲塚はこの『主』というのには、もう少し深い意味があるように思うのです。
ミンク族は独自の文化を気づいた知的な種族であると同時に、動物としての習性を色濃く残していますね。
ガルチューはペットが飼い主に対してみせる愛情表現と似ています。
甲塚はそんなミンク族の種族的特徴から、ミンク族は『主』を必要とする民族なのではないか?と思ってしまうのです。