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ビッグ・マムは去る者を殺す!|ONEPIECE第1014話以降考察

ワンピース考察
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ビッグ・マムは去る者を殺す!|ひとりぼっちへの恐怖

 

ひとりぼっちへの恐怖

リンリンは『生まれながらのモンスター』と呼ばれているように、生まれつき異常な怪力と頑丈さ、また食欲を持っていたわけですが、幼少期は食欲さえ満たしていてやれば、心優しい少女だったと思います。

リンリンは生まれ故郷にて、おそらくは食い患いが原因で大事件を起こし、追放されたようですね。
おそらく、本来は死刑レベルの罪を犯したのだと思いますが、リンリンを殺せる人間がいなかったと思え、両親にも制御不可能な為に最終的には両親がこれ以上の罪をおかさせない為にエルバフにある羊の家に保護される事を祈って、そこに置き去りにした。

リンリンには、何故自分が両親に置き去りにされたか全く理解できなったと思います。

食い患い中には意識が食欲に支配されてしまうようですから、記憶は残らない…

また、保護された羊の家でもリンリンは敬愛するマザー・カルメルと兄弟に近いような子供達をクロカンブッシュと一緒に食べてしまたようですが、それも記憶はなく、本人はみんな自分を置いてどこかに行ってしまったと思っている。

それが『去る者は殺す』という感情と思考に繋がっているのは確実でしょうね。

それはジンベエがリンリンの傘下を抜けるという話になった時にもクローズアップされていましたが、四皇という大海賊であり万国の女王であるというプライドも関係しているように思います。

結局のところ、リンリンは『ひとりぼっち』になるという事に対して異常な恐怖心を抱いているように感じられます。

その恐怖から逃れるために多くの子供を作り、マザー・カルメルの理想を実現させようとしているのではないか?
しかし、自分に刃向かったり、迷惑をかけたり、自分から去る者はリンリンからすれば悪い存在であり、いらない存在だから、生かしている事が悪い事で有るのかも?

生まれつきに持っていた強さという業と、育った環境から同情の余地は多分にありますが、やはりリンリンは生まれながらの暴君体質なんだと改めて感じさせられますね。

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