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カイドウがルフィを殺したのはワノ国から希望を奪う温情|ONEPIECE第1013話考察

ワンピース考察
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カイドウがルフィを殺したのはワノ国から希望を奪う温情|カイドウなりの温情?

 

カイドウなりの温情?

カイドウは熱くなった勢いでルフィを海に落としてしまいましたが、それは痛恨のミスだった…
人間は希望を捨てない、いや、捨てられないものだ…
本当はルフィの首を斬り、それを見せて勝利宣言するべきだった…
でなきゃ、みんながお前の勝利を信じ続けちまうだろう…

カイドウはルフィを殺し、その首を斬って討ち入り勢に晒す事で、希望を失わせるのがベストだったと本当に悔いているように感じられます。

甲塚は、それはカイドウなりのワノ国の人間に対する温情なのではないかと思います。

人は希望を捨てない、いや、捨てられない

というところから、希望があるから辛いのだと考えているように感じられます。

カイドウはワノ国という一つの国ごと自分の奴隷にしようとしています。
それはもう人権などという言葉がこの世に存在しないかの様な、めちゃくちゃな考えですが、カイドウは善悪よりも強弱が人間の価値を決めると考えているですから、その考えからすれば、弱者が強者からどのような扱いを受けようとも、それは自己責任であるという事になるのではないか?
しかし、それがワノ国の人々にとっては苦しく屈辱的な辛い事であるのはカイドウも理解している。
しかし、それは希望を持つから苦しいのであって、その生活から解放されるという希望をなくしてしまえば、人間は慣れるものだ、順応するものだ、と考えている。

だから、希望を抱けない状況にしてやるのが、せめてもの温情であるというなんじゃないでしょうか?

本気で悔いているようでしたからね…

ルフィの首を晒せなくなったのは逆にワノ国の人々に『申し訳ない』とまで思っているかもしれません…

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