ONEPIECE1011話ネタバレ確定速報!お玉とおリン再会!|第1011話の気になる事
第1011話の気になる事
リンリンは『おこぼれ町』がカイドウの部下達に潰された事を聞いて激怒する。
『おこぼれ町』の人々は討ち入り勢が桃源農園から食料を強奪していた事実を庇う為にその罪を背負い、町は破壊され、焼き払われてしまい、錦えもんの奥方お鶴さんの生死も不明なままですが、お玉はおこぼれ町の人々と仲良くなったおリンにそれを伝えずにはいられなかったのでしょう。
リンリンはあの時の記憶、つまり見ず知らずの人間に自分達も食べられない中、食べ物を恵んでくれた恩を忘れていなかったようです。
リンリンはカイドウに対してもウオウオの実を与えた『恩』について言及していましたが、意外にそういうところは自他に対してしっかりしているんですね。
魚人島がお菓子を納める事が出来なくてルフィともめる事になり、また、魚人島を滅ぼすとか言っていたのも、理屈で考えると約束を反故にした魚人島側にも問題があるともいえます。
しかし、玉手箱の件もありましたが、結局は魚人島には手出しをしていないようです。
ジンベエが傘下から抜ける話の時には理不尽な態度を取ったりしていますが、基本的には『モラル』はあるのだと言う事ですね。
また、万国は寿命を取られはするがリンリンの名の下に『平和』で『安全』ではあり、カイドウのように自分が支配する民衆を苦しめてやろうと言うような悪意を向けているようには見えず、恐れられながらも女王としては悪政を行うなどはしていない。
まあ、寿命は取られますが…
もしかしたら、お玉やお鶴さんとの出会いが無ければ激怒するような事にはなっていないかもしれないですが、甲塚的にはリンリンの中にはマザー・カルメルを敬愛したりする心が他人にも向けられるような事もあるのだと安心したような気もします。
しかし、この流れがリンリンとカイドウの仲をどのように変えるのかも楽しみ(笑)
リンリンは部下達に人道に反する行いをさせた『弟』であるカイドウに対して『姉』として『雷』を落としたりすることも考えられるかも?
しかし、ここにきてカイドウとリンリンのキャラクター性が区別されてきたかも知れないですね…
二人ともにめちゃくちゃに強いのも同じ、その力によって国を支配しているのも同じ、また同じロックス海賊団にいたが、男性と女性の違い、またカイドウはモラルなど無視であり、リンリンはモラルをちゃんと持っているようです。
先ほども書きましたが、リンリンはおそらく両親がいて捨てられはしましたが、それはリンリンを制御できずに仕方なくであり、それなりに愛情をもらえてはいたとは思えますし、また正体は山姥でしたが、マザー・カルメルからも『愛情』と『道徳』を学んでいます。
それが身についているのかといえば疑わしい面もありますが、リンリンは自分にとって近しい者達にはその道徳の範疇に組み込むようですね。
カイドウはやはり両親や師のような人物から愛情を受けたり、道徳的な教育を受けるような環境になかったのかも?
もしかしたらロックス海賊団時代にそれを教えたのがリンリンだったのかも知れないですね…
だからリンリンはカイドウを弟のように思っているとか?
カイドウはヤマトともうまく親子関係を築けていませんから、そんな可能性は高いかも知れないですね。
ヤマトにはだれか愛情や道徳を与えてくれた人物がいたのかも知れませんが、今のヤマトのほとんどを作っているのは、やはり『おでんの航海日誌』のおでん様の生き方なんだと思います。
カイドウにもいいところがあるから、あれだけの人間が集まってきているのでしょうが、カイドウが行くところに心の平安はないでしょうね。
やはり邪智暴虐の王と言わざるを得ない…
先ほど書きましたが、リンリンが弟と呼ぶカイドウに直接何かリアクションをとるなら、それが戦の勝敗にも大きく影響するでしょう。
もしかしたら…
ワノ国は過剰な黒炭家への迫害により滅びを招いたが、記憶を失ったリンリンに親切にした事が解放と開国に影響をもたらすかも知れない。
やっぱり、人間の真心こそが一番強いという事になるかも?