メアリーズ、バオファンの透視能力｜何のための高性能？
何のための高性能？
メアリーズは驚くほど高性能なわけですが、ゴリゴリの獣人軍団である百獣海賊団にはちょっとミスマッチであり、なんでそんな高性能な偵察部隊が必要何だろうと疑問に思います。
甲塚は人間や動物をメアリーズに改造し、視界共有のシステムを作ったりしたのはクイーンなんじゃないかと過去記事に書いていますが、誰が作ったかはそれが答えになるかも知れないですが、何故必要なのかと言う問題の答えにはなりません。
これも過去記事に書いていますが、カイドウは錦えもんに『海賊は裏切るぞ』と断言しています。
どれだけ関係が良好であっても、海賊は都合が悪くなったり相手を必要としなくなっりしたら、アッサリと裏切るもの…
カイドウがオロチが邪魔になって文字通り首を斬ったように、海賊は裏切る…
裏切りと仲間殺しが横行したと言うロックス海賊団出身のカイドウには善悪という問題よりも以前の真実として、海賊は裏切るものであると言うのが身にも心にも染み付いているんでしょう。
メアリーズが必要なわけは、そういう裏切りを未然に防ぐため、まあ、防ぐと言っても、裏切ろうとしょうとしている者は許される事はないでしょうけど…
ならば、カイドウは寝首をかかれたりするのに怯えているのか、という事になりますが、おそらくそうではなく、単に裏切り者は許さないという事なんだと思います。
自殺癖がありながら死は人の完成だとか哲学じみた事を口にして白ひげやロジャーを羨ましがったりと、カイドウはくだらない死に方だけはしたくない、ちゃんと意味ある死を迎えたいと思っている。
万一にも、寝首をかかれたりするような情けない、くだらない死に方だけはしたくないというのがカイドウの願いであり、それがメアリーズが必要なわけだったりして？
また、高性能な偵察や監視は強力な支配力にも繋がります。
カイドウのような強いボスにつけ入る隙さえないなら、誰も裏切ろうとは思わないでしょう。
ドレークはやっちまいましたが、もしかしたらメアリーズの存在を知らなかったとか？
