ONEPIECEワノ国とカイドウと闇の帝王についての考察|大義名分
大義名分
世界政府はワノ国を取り込み、その支配下に置きたいはずです。
しかし、ワノ国は非加盟国であり、また鎖国国家であるので、国交も断絶しているはずです。
ワノ国が世界政府に対し、明らかな敵対行動を取るなら、それは防衛という形で、また敵対行動らしい行動が見られるという場合にも専守防衛という形で軍事介入もするでしょう。
しかし、ワノ国は引きこもって目立つ行動を起こさない。
ワノ国はそれほど国力もないと思われるので、世界を敵に回して戦い続けることは不可能。
鎖国政策は、ワノ国が取る最も優れた防衛手段であると考えられます。
世界政府側から見れば、これほどストレスが溜まる事はなく、何かにつけて大義名分を作り、軍事介入する機会を狙っているように思います。
しかし、現在はその大義名分を作る絶好の機会であるはずです。
カイドウは武器を製造し、病みルートでそれを売りさばいているようですが、闇ルートであるという事は違法のはず。
また、それが世界政府の秩序を乱す事にもつながります。
ワノ国は、それに『協力』しているとされてしまえば、世界の敵と断ずる事が出来てしまいます。
これは立派な大義名分になります。
または、カイドウの支配下にある不幸な国を人道的見地から『救い出す』という大義名分も成り立ちます。
現在は、世界政府がワノ国に軍事介入する絶好の機会だと言えます。
しかし…
ワノ国がカイドウを盾に国を守ろうとしているとも考えられます。
世界政府とて、四皇カイドウに戦いを挑むには相当な覚悟が必要でしょう。
ワノ国がカイドウの力を抑止力として利用しているとも取れます。
もしかしたら、ワノ国には例え国土をボロボロにされようとも守り抜きたい『何か』があるのかも知れません。