ワンピース994話確定速報!カイドウ人型に!|カイドウの死生観
カイドウの死生観
ONE PIECEのキャラクターは皆、独特な価値観を持っていて、そのキャラクターが何故そんなキャラクターに育ち、今があるのかについてが多く描かれます。
エースは『鬼の子』と呼ばれ父親を憎んでいたが、人を愛し、人から愛される喜びを噛み締め愛してるくれた人々に礼を言うとともに、この世に生み出してくれた両親にも感謝して死んでいった…
白ひげは欲しかった家族に囲まれて家族の為に死ぬ事ができた…
またビッグ・マムの夢が今も敬愛する恩人マザー・カルメルの言葉を実現しようとするものだったり…
カイドウにもそういうものがあり、それが死生観に関するものだと思われます。
四皇になるほどの海賊たちですので、それぞれが確固たる矜持を持っていて然るべきですからね。
己の信じぬく矜持すらない者など、大物になれないのはどこの世界でも同じでしょうし…。
それが994話で一部語られるようです。
甲塚はカイドウの死生観はロックス、またおでん様に関係しているような気がします。
しかし、カイドウにとってロックスは恩人であるが、彼の死は語り草になるわけでもなく歴史の影に隠されてしまっている…
対して、鎖国中であり非加盟国であるワノ国だから世界的とは言えませんが、おでん様はワノ国の歴史に確かに伝説を残している…
カイドウは良くも悪くも歴史に名を残すような存在として人生を終えたいと考えているのだと思います。
ロジャーや白ひげのように…
カイドウのそういう死生観、価値観、世界観みたいなものが明かされ始めたのかも知れませんな!
また、ヤマトにとって確かにおでん様をリスペクトという言葉では表現できないくらいの存在である事は間違いないようですが、ヤマトの行動は純粋にワノ国の未来を切り開く為であるように思えます。
おそらく航海日誌にはワノ国が、なさねばならない役割みたいなものも書かれていたのではないか?
それにはやはり光月の血を引く人間、つまりモモの助と日和が必要である。
モモの助は象主と交信する事ができていましたが、その力がワノ国…いや世界の未来にとって必要な力なんでしょう。
しかし、いかに光月おでんを自称しても光月の血を引いていない自分にはその力はない。
それ故にモモの助が生きているのなら、自分がおでん様となり命に変えても絶対に守り抜かねばならない!
甲塚はヤマトの言動を見るに、そんな雰囲気を感じています!
またササキの装甲部隊…
おそらく元ササキが船長だった海賊団そのものなんでしょうが、ヤマトとの戦いで何故彼らがカイドウの軍門に下り部下となったか、また海賊王を目指していただろう彼らがどのようにして、その心をへし折られてしまったかも興味がありますな!
キングの召集には応じないこと、また大看板の地位を狙っていた事も考えると、フーズ・フーと二人ともにキングにやられたか…
ササキの強さがキングの強さの物差しになるかも知れないですな!
見た目からちょっとレベルが違うかも…?と思えますが…
あと甲塚が気になっているのはセンゴクが言っていたワノ国に何故か大物達が関わるという偶然とは思えないような謎の法則?現象についてです。
今のところ、まだそれがクローズアップされていませんが、必ずその意味は何らかの形で明らかにされるはず…
カイドウが己の人生哲学みたいなものを語り始めましたから、それに伴って意味が語られるような気がします。
やはりワノ国は世界にとって特別な意味を持つ国であり、ワノ国の歴史それ自体が大物達を引き寄せているのかも知れないですな…