悪魔の実の能力の覚醒条件と黒刀化条件|刀身に宿るもの
刀身に宿るもの
過去記事にも色々書いていますが、牛鬼丸は秋水は歴戦によって黒刀に成ったと言っていました。
おそらく、剣士が歴戦によって鍛えられて強くなるように、刀自体も剣士と同じように鍛えられ、成長し、成った姿が黒刀なのだと思います。
しかし、どんな名刀であろうとも人間が鉄から作った武器に過ぎず、普通なら使い込めば使い込むほどに傷んでもろくなるものだと思えます。
まあ、味はでるんでしょうけどね…
刀自体が成長し、強くなるのが黒刀化だとするなら、やはり刀自身に魂や意思、心みたいなものがないと、ただの鉄の塊…たとえ精魂込めて作られたものであっても、それだけのものでしかないはず。
過去記事にも書いていますが、やはりクラバウターマンのような存在や、万物に声を聞くというロジャーの能力からわかる万物に宿る魂みたいなものが存在し、剣士がそこに覇気を注ぎ込むことによって無から有が生まれるように刀自身が意思を持つようになるのかも?
それなら無論、強くなりたいという剣士の心の影響を受けるでしょうから、刀も強くなりたいと思うのではないかと…
また、おでん様からゾロに受け継がれた閻魔は使い手の覇気を勝手に放出するという悪い癖、個性みたいなものを持っていますが、これなどは作り手の念が強すぎてそんな個性を持ってしまったんでしょう。
しかし、ゾロが覇気を返せと言ったらちゃんと返しましたかので、そこから考えても、やはり全ての刀にはその中に宿る何者かが存在する。
ミホークはそれ故に全ての刀剣は黒刀になり得ると言ったのだと思います。
黒刀化も、悪魔の実の能力覚醒によく似たプロセスが必要であるように思えます。