ONEPIECE912話でルフィがたまにエースの弟を名乗らなかった理由|子供であろうと真実を…
子供であろうと真実を…
食うや食わずの生活を続けている中、命の恩人であるルフィに、自分の誕生日を祝う為に用意された米を炊いてルフィに振る舞い、また、空腹を抑える為に汚染された川の水を飲んで激しく体調を崩したお玉…
そのお玉がエースを待っていると聞いて、ルフィは意識さえ朦朧としているようなお玉に追い打ちをかけるように、
『エースは死んだ』
と、迷いのない目で真実をお玉に聞かせました。
その意図は、やはり真実に対するルフィの哲学でしょう。
大人であっても子供であっても、男でも女の子でも、それらがどんな状態であっても
変わらない、変えられない、変えようがないのが真実です。
10才にもならない体調不良中の女の子に、そんな事を言うべきではありません。
これにはおそらく、ルフィのエースの死に対する思いもあるでしょう。
エースが死んだという事に対しては、絶対に嘘をついたり誤魔化したりしたくない、という思いです。
これ以上ないというくらい真っ直ぐなルフィです。
これはデリカシーとかそういう問題ではなく、ルフィの決意の表れであったかと思います。
今後のルフィとお玉
今後、ルフィとお玉がどんな関係になっていくのか…?
おそらく、ルフィはお玉にこんな事を言ったりするのではないでしょうか?
『エースは死んだ。だからお前を迎えには来ない。でも、お前が海に出たいなら、誰かの迎えを待つんじゃなくて、お前がお前の意思で、力で海に出ろ!そのくらいの覚悟がなきゃ、海で生きていけるわけがない!海は逃げ場所じゃない!海を、夢を舐めるな!
ルフィは、エースはエースの冒険の末に死んだ。
エースの人生には悔いがなかった。
だから、お前も悔いのないように生きろ。
海に出るとか、そんな事は関係ない。
お前が本気でやりたい事なら、それに命をかけろ!』
お玉は8歳です。
そんな事を言っても、泣いてしまうかも知れない。
しかし、エースが好きだったなら、お玉にもエースのように悔いのない人生を歩んで欲しいとルフィは思うに違いありません。
弟を名乗らない理由
ルフィがエースの弟を名乗らない理由…
それは、ルフィ自身が麦わら海賊団の船長としての自覚を更に強くしたという証明ではないかと…
ルフィは懸賞金15億となり、五人目の海の皇帝とまで呼ばれるようになりました。
そんな大海賊が、誰それの弟、誰それの孫、誰それの息子を軽々しく名乗るべきではない。
麦わらのルフィは麦わらのルフィであり、麦わらの一味のメンバーからしたら、それが真実です。
ゾロ達はガープの孫のクルーじゃない、ドラゴンの息子の仲間でもない、エースやサボの弟の友達でもないのです。
軽々しく名乗らないのは、そういうリーダーとしての自覚の強さの現れではないでしょうか?
また、ワノ国編の最中にそれが明らかになるのは明白だとは思いますが…
まとめ
エースは死んだ…
それを口にした時のルフィの表情は印象的でした。
時々考えもなしに物事の核心をつく、とはサンジの言ですが、だいたいそんな時、ルフィはシビアの表情になり、普段とは印象が変わったりしますね。
今回も、物事の核心をついただけなんでしょう。
今後のルフィとお玉の関係が非常に気になります!
この記事でのご紹介は以上になります。
最後までお読み頂き、誠に有難うございました!
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