【ワンピース989考察】キングがサンジからモモの助を取り返す理由|消えねばならん奴
消えねばならん奴
キングはモモの助を『消えねばならん奴』と表現していましたが、その意味について考えてみると、やはり『新鬼ヶ島計画』実現にはモモの助の処刑は不可欠な事かも?
カイドウはモモの助が嘘をついたなら、例え紛れもない本人だと知っていたとしても処刑しなかったと思います。
モモの助が嘘をついたなら、ワノ国と光月家再興の最後の希望であり旗頭であるべき人間が自分の命惜しさにワノ国を見捨てた事になり、それはモモの助が処刑されるよりワノ国の人間の心をへし折れたかも知れない…
しかし、嘘をつかなかった事によりモモの助はワノ国最高の希望であり旗頭としての資格を持ってしまった…
新鬼ヶ島計画ヤマトを将軍に据える、ワノ国の全ての人間はカイドウと百獣海賊団にとっての兵力と労働力、つまり奴隷にしてしまうと言う計画で、それにはワノ国の人間がつまらぬ希望や反抗心を持つ事ができないように、完全に心をへし折らねばならない。
今、ワノ国がもてるカイドウに反抗し得る力が全て結集した状態でモモの助が処刑されたなら、カイドウには絶対に勝てない、逆らえないという気持ちにさせ、カイドウに従った方がまだマシだと思わせることができるでしょう。
故にモモの助はワノ国の侍達の目の前できっちりと処刑せねばならないのでしょう!