ドラマ恐怖新聞最終回7話ネタバレ!感想|内容への感想
内容への感想
詩弦は運命と向かい会い、人を救う活動をしていたが、そういう無償の慈善活動には必ず
アンチが登場しますが、何故人は純粋な人間の優しさや正義感を信じたり受け入れたりできないのだろうか?
一つの物事に対していろんな事を想ったり考えたりするのは自由だが、自分にできない事や考えもつかない事は他人もそうであると考えて尊い想いを否定したり嘲ったりするような行動は正しくはないと甲塚は思う。
この物語は人間の悪意を描いた物語でもあったと思う。
一人の人間が前世で犯した罪を償うのにどれだけの人間の幸福が損なわれたか…
結局は詩弦の前世ヤエが犯した罪に対する数人の人間の怨念が悪意となり、恐るべき霊障として現世に現れたという事だったのか?
ラストには何の救いも無かったように思われましたが、原作にも救いはなかったですからね…
そのオマージュ…にしても、もうすこし何らかの救いが欲しかったと思います。
まあ、そもそも新聞を配られても配らされてもその時点で救いようが無いのでしょうけどね…
もう少し何かひねりが欲しかったのは否めませんでした…。
しかし、あの恐怖新聞を全7話でドラマ化しようとした事に、正直無理があったのかも知れないですね…。
できれば最低でも1クール、10話11話くらいで見たかった気がします。
そうすれば、もう少し余裕のある脚本になったのかも知れませんし。