キングダム842話以降考察|次のターゲットだと自覚している李牧
まずは中華一の曲者にして稀代の大軍師の李牧ですが、李牧はそれこそ山陽の時以上の危機感を覚えているかと思います。
そしてそれと同じくらい韓を秦に渡したくないと思っていたからこそ魏の呉鳳明も趙と同様に韓へ援軍を送り秦の韓攻略の邪魔をしてきたのでしょうが…。
そんな李牧今何を考えているのでしょうか?
おそらく李牧は次は趙だとわかっているでしょうね。
しかし李牧はこの時の為に、秦では趙担当になっているような王翦を前回の戦いで徹底的に叩いて軍としては補充の効かない王翦軍の将を刈り取ったのではないでしょうか?
なので王翦軍単独ではすぐに動いてくるとは考えていないでしょうが、秦には活きの良い若い将軍が率いる軍が居る事も勿論李牧は承知しているし次に秦軍が自分の所へ向かって来るだろうと解って何か手を打つでしょうね。
しかし今の趙国が単体で動いて秦国をどうにか出来る力はないでしょうから、李牧は桓騎の時のように攻めさせてハメて壊滅するという策を今からもしかしたら既に講じ始めているのではないでしょうか?
桓騎に続き王翦も失う事になれば六将を立て続けに失う事になるので秦国もしばらくは動けなくなるだろうと李牧は考え秦軍を打ち倒すよりは六将で戦の名人でもある王翦の首だけを狙って来そうな気がします。