秦国六大将軍桓騎の魅力を振り返る|李牧にすら認められた我流
桓騎の最後は対李牧戦になるのですが、あの李牧ですら開戦前半年をかけて準備して桓騎を李牧が決めた死地へと誘導されてその形になれば詰みだという状況を作り出さなければ勝てなかったわけですが、李牧が言う桓騎の弱点は正攻法での勝ち戦が無いという事。
平場での兵法を学んでいない桓騎は策でハメれないような地形でガチンコ勝負となってしまえば数で大幅に勝る趙軍相手ではさすがに討ち合うしかなく最後は寡兵であった桓騎は四方八方から串刺しにされてしまったのですが、それでも死ぬ間際まで笑顔で最後は李牧の額の前数センチまで刃が届きそうなほど粘りを見せてくれました。
李牧も開戦前から手間暇をかけてそこまで準備したのにもかかわらず我流で李牧の良そうだにしない行動をとる桓騎を『我々は六将の中で1番強い相手と最初に当たったのかもしれない』と評し、これは李牧側からすれば最大の賛辞でしょう。
我流だから読めない、本能型とはまた違う桓騎の桓騎だけの唯一無二の戦い方を出来る将軍はもう居ないでしょうが、桓騎の相手が1番嫌がる事をすると言う戦い方の中には戦のルールや定石、そしてポリシーや倫理観なども無く『何でもする』を常に勝つために遂行してきた桓騎は敵に回せば本当に怖い将軍だったと思います。
あいつは勝つため何でもするし何をしてくるかわからないって怖いですものね。
そして戦いは相手に恐怖を与えることが出来れば多くはプラスに働くでしょうし。
李牧にすら認められた六将桓騎。
桓騎の居ないキングダムは正直寂しいですが、散り方もまた素晴らしく魅力的でしたね。
キングダムの登場人物の中でもかなり好きな登場人物でもあったので桓騎に貰った思い出は数多くありますが、桓騎の居なくなったキングダムもまだまだ面白いと思います。
桓騎ほどの極端な事をする将軍はさすがにもう登場しないでしょうが…。
この記事でのご紹介は以上になります。
最後まで記事をご覧いただきましてありがとうございました。
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