秦軍は成恢 (せいかい)が居なくて良かった!|張唐と桓騎の大手柄
以前、魏の魏火龍七師の霊鳳が戦は武将の取り合いで脅威となる武将は早めに消しておくべきだと言い秦で1番危険なのは騰だと言っていましたが、韓にとってのそれは成恢だったのではないでしょうか?
そう考えるとあの合従軍戦で成恢を結果的に斬った張唐(その後張唐は毒で死んでしまいましたが)それを実行可能にした策を出した桓騎、この今は亡き両名の大手柄だと言えます。
今回の英呈平原の戦い、成恢が居れば起こらなかった可能性すらありますしね。
まず秦に攻め入られた時点で、南陽に籠城し毒矢を討ち続けられるだけでかなりの被害が出ますし成恢の毒矢、他にも毒を使った兵器などを駆使され戦われたら同数の兵力ではまず勝てないでしょう。
圧倒的な数で毒を恐れずに向かって行き毒矢が底をつくまで攻め続けるしかない…。
成恢に籠城されるとそんな戦いになると思います。
あの恐ろしい成恢という大駒を合従軍戦で落とせたのは思いのほか大きいと思います。