キングダム798話展開予想考察|壁生還の意味について
壁生還の意味について
壁は趙の捕虜となり、地獄の日々を経験して、運良く帰国できるような雰囲気ですが…
嬴政も幼少期は趙で地獄を見たわけですが、捕虜と言えども敵国を見るというのは戦う事に対して必要な生の有力な情報だと言えます。
敵を滅ぼそうと攻めれば、敵がどんな感情を抱いているのか…
敵兵の性質はどんなものなのか…
それを経験しているというのは、大きな意味があるでしょう…
壁は番吾城内で決起した際、敵兵から武器を奪おうと首を締め付け殺そうとしたわけですが、その敵兵が死を覚悟して家族の名を呼んだ時、壁が人として正気に戻るようなシーンがありましたが、あれはやはり意味あって描かれたものだと思います。
中華統一にしても、血を流さずに達成するのが王道であり、血を流して達成するのは覇道ですよね…
趙と戦うという事は李牧と戦う事であるわけですが、李牧と戦うとなると、また夥しい血が流れるのは明白…
もしかしたら、壁は捕虜として得た情報から李牧また司馬尚を除く為に正史にあるような李牧と司馬尚の失脚を狙う謀略に関わる事になるのではないかとも思います…
今回の戦で唯一得られたもの、それが壁と捕虜達の生還であるわけですから、大敗を次の勝機に繋げるには、やはり得たものが何らかの役割を果たすはず…
もしかしたら、過去にも書かせて頂いように、壁はこれから人生が大きく変わってくるかも知れないですね…
主である昌文君も若い頃は戦場に立ち、今は左丞相ですからね…
壁の今後が非常に楽しみです!
この記事の紹介は以上になります。
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