キングダム734話ネタバレ確定速報!|狼甫一家を壊滅
狼甫一家を壊滅
五人を殺害したという事実は消しようもなく、桓騎達は狼甫一家の報復を受けるのは間違いない状況…
しかし、やはり桓騎は少年時代からそうだったようで、大将首を狙います。
狼甫一家の先手をとり、彼らの酒に何かを混ぜて全員が眠っている間に首領の首をとってしまう…!
しかし、それで全て終わるわけもなく必ず報復はあるはずで、桓騎達は自分達の集落を燃やして逃亡生活に入ります。
集落で暮らしていたなら必ず敵はやってくるわけですから、判断としては正しいとは思いますが、結果的に偲央達は家を失うことになってしまってはいます。
しかし、桓騎がそうしたのは、あんなところに隠れ住む生活に明るい未来なんかないという考えからで、桓騎はそうする事で偲央達に子供であるという甘えから卒業し、一人の人間として生きる覚悟を決めさせる…
つまり、子供から卒業させたというような意味があるんじゃないかと思います。
強盗で稼いだお金を更に強い野盗に支配され、搾取され、あんな集落に隠れ住むような生活は人間らしい生活だとは言えないですし、夢も希望もない…
自分達の自由や幸福は誰も与えてはくれず、自分達で勝ち取るしかない!
それには大人も子供もないというようなことなんじゃないかと思います。
少なくとも、桓騎はそうやって生きてきたのでしょう…
桓騎達はやはり狼甫一家の追手に追われますが、罠をはって待ち構え、罠にかかった男達を偲央達と殺害し、その遺体を作って、あの残虐な『作品』を作ります。
それには偲央達も協力しており、桓騎に従うしか生き延びる道はないという状況と、桓騎の考えに賛同したのだと見えます。