王翦が桓騎を行かせる理由｜桓騎に策はあるのか？
桓騎に策はあるのか？
秦の趙国平定は大まかな作戦は決まっていて、すでに始まっているわけですが、桓騎はすでに何か策を考えているのでしょうか？
桓騎とて、後方から閼与の戦いを見ていて、敵が明らかに自分の首を狙ってきた事くらいは重々承知しているはずで、自分が総大将として決戦に臨むという意味も充分に理解しているはずだと思います。
敵の心理を突くのが得意な桓騎ですから、自分という存在が敵の注目を集め、士気を高めてしまっているのも重々承知のはず…
また、敵が最も嫌がる事を突くのも桓騎が得意とするところですよね…
もしかしたら、総大将である桓騎が、自分を囮にするような奇策に出る可能性があるのではないかと思います…！
敵が自分を狙っているという事実は、敵の目を自分に引きつけるという事に対しては大いに利用できるでしょうから、桓騎ならそれを勝つ為に利用してくるだろう可能性は充分にあり得るように思えます。
李牧はおそらく、宜安の決戦が始まる前に秦軍の兵力をかなりの数削ってくるものと思え、決戦が始まるに際して桓騎はすでに不利な状況に置かれている可能性が高いように思えますから、正攻法で勝つことはできず、また、李牧は桓騎の弱点を見抜いているようですから、桓騎の奇策は通用しないかも知れませんが、それでも桓騎はある程度の打撃を与えはするように思いますね…
また、気になるのは、やはり雷土を失った事により桓騎の精神に虚無感のようなものが芽生えているらしき点ですね…
副将格を失っているのですから、桓騎軍自体が弱体化しているというのも、大敗に繋がっていきそうな気がします…
